「3x3」(スリー・バイ・スリー)とは、従来3on3という名称で呼ばれていた
ハーフコートを使用した3人制バスケットボールを、
FIBA(国際バスケットボール連盟)が統一ルールを定めて正式競技種目として
推進しているスポーツです。
FIBAはオリンピックの正式競技にすることをめざしており、
FIBA主催の世界大会も開催され競技人口は2億人を超えるとも言われている。
試合はハーフコートで1チーム3人で行う。
男女年齢別のカテゴリー共通してボールは6号サイズを使用し、
10分間で相手より多く得点するか、先に21得点したチームが勝利。
また、オフェンスの制限時間が12秒となるため、
攻守の切り替えの速いスリリングな試合展開になることが多く
見るスポーツとしても魅力が多い競技になっている。
〜日本を代表して「世界」を相手に戦う2通りの道がある〜
世界各地で実施される予選大会の上位チームを集めてFinalとして年度の世界最強チームを決める大会で
2013年度は東京お台場でも予選が開催され、準優勝したチーム「NAGOYA」が
イスタンブールで開催されたFIBA 3x3 World Tourに出場した。
現状(2013年11月)では男子のみの開催となる
3x3日本選手権大会の上位チームが次年度の3x3WTに出場できる制度になっているため、
3x3日本選手権埼玉大会から勝ち上がるチームがそのまま世界大会に出られる可能性がある。
[参考]FIBA website
"FIBA 3x3 WORLD TOUR"
2年に一度開催される国対抗で3x3の世界一を争う大会。
2012年に第1回大会がアテネで開催され
男子はセルビアがU-18,シニア共に優勝、
女子はアメリカがU-18,シニア共に優勝している。
2013年度は3x3WCは開催されていないものの
男子U-18,シニアについて一般公募で集められた選手を
何度かのセレクションを通して選抜し
JBL2(現NBDL),bjリーグ,SOMECITY(ストリートバスケリーグ)といった様々なカテゴリーから成る
日本代表を結成しAsia 3x3 Championshipに参戦した。
FIBA 3x3 WORLD CHAMPIONSHIPSの出場条件は
開催国と前回優勝国の他にNFランキング上位国となる。
NFランキングとは、その国の3x3競技者登録人数とFIBA公認大会開催実績、
また競技者個々がFIBA公認の試合で得たポイントなどを加味した
いわば3x3の盛上りの状況を国別でFIBAがつけている指標である。
2014年度のモスクワ大会には男子日本代表の出場が決まっている。
[参考]FIBA website
"FIBA 3x3 WORLD CHAMPIONSHIPS"